ペンクリニック

セーラー万年筆のペンクリニックに行ってきた

2,3日前からいつも使っている万年筆のインクの出が悪くなっていました。

しばらく置いておいて、又書こうとすると、インクが出ない・・・というよくある症状(重症ではないという意味)です。
万年筆を振ると書ける時もあったんですが、
だんだんひどくなる一方だったので、

ペンドクターに診て貰うことにしました。

ちょうど、
神戸のナガサワ文具センターでセーラーのペンクリニックが開催されていたんです。

朝からいそいそ出かけていくと、
いつもはお店の入り口の所で、開催していたのに今回はお店の奥の院で、ひっそりと。

いたいた。
セーラーのペンドクターのお一人川口さんです。

数人の方が待っておられましたが、他の方のトラブルの原因を説明されるのや
万年筆のインクの話を聞いているとあっという間に番がまわってきました。
(待ち時間に他の用事もいいですが、思いもかけない話が聞けたり珍しい万年筆を見れたりと楽しいですよ。)

ペン先が開いていたとの事で、これまたアッという間に洗浄とペン先の調整し終え目の前に。
完全に復活しました。


さて、ふと気がつくと、ポスターに「ラスト」ペンクリニックの文字が。
セーラーのペンドクターとしては、最後なんだそうです。
ペンクリニック
知りませんでした。

初めてペンクリニックというもので恐る恐る万年筆を診てもらったのが、川口さんでした。
その時そばにあった、ペン先の木の模型で詳しく説明して下さったことを思い出します。

そういえば、隅っこにその模型今回もあったなあ~


組み立て万年筆

久しぶりに、ペンクリニックに行って来ました。

今回お邪魔したのは、兵庫県は魚の棚で有名な明石です。

ナガサワ文具センター明石店さんが主催のパイロットペンクリニック。


ちゃ~んと、万年筆好きの親のため?に子供向けの万年筆体験コーナー
が用意されてました。
これで、子供をそこに押し付けて、ゆっくり万年筆を・・・・へへへ。


さらに、組み立て万年筆の製作コーナーまであったりします。

スケルトンボディ、ステンレスペン先、F字。
手造り万年筆
手造り万年筆
設計図がついてくるのが、にくいです。
実に丁寧な説明解説がうれしい。
”手造り万年筆"

プラモ感覚で目をつぶってでも(言いすぎ!?)出来るのだろうと思っていると、
お湯で、ペン先とペン芯を馴染ませるという、工程もあります。
さすが!

ちょっくら職人気分が味わえます。

子供向けの企画のようでしたが、
次は、大人向けの・・・手作り(組み立てじゃない!!)万年筆体験コーナー希望!!
轆轤で、軸を削ったりしてね。


ペンクリニックざんまい

今月は、3週続けてペンクリに行きました。


セーラー万年筆のペンクリは、ご存知のとおりHPにアップされていますので、
前もって分かります。
ところが、
パイロットの場合は、HP上にはまったくそういうコンテンツはありません。


前もって知りたければ、
お店からの連絡か、直接パイロットに聞く以外に無いようです。
パイロットさん自体が主催している行事?ではないので、
自身のHPなどで情報を公開する方針ではないそうです。


まあ、普通の用途で使われるなら年に1,2回で十分でしょう。
半分、遊びがてらに行くような特殊な人(わたしのような?)は想定外?


そうそう、ペンクリニックに行ってると、こんなチラシを見つけました。

「現代の名工」を訪ねて・・・。
セーラー万年筆 天応工場見学ツアー
お泊りで。
記念品とかもあるそうです。


ペンドクタープロの技

メルマガでも書きましたが、
先週の土曜日に久しぶりのペンクリニックに行ってまいりました。


久しぶりというのは、ペンドクター川口さんにお会いするというのがです。
なんと、一年ぶり。
昨年は一回もお会いしてなかったんでした。


地方都市でのペンクリは、とってものんびりしていていいですね。
お客である?私に対して、ペンドクター以下お店の方など5人で取り囲まれて、遠くから見てると尋問のような感じ?(笑)


さて、今回は
どうしても縦を書くとき、引っかかりを感じるペンを診てもらいました。


ひっかかり=けずり


という方程式を持っていたのですが、
インク量をちょこっと多めに調整することで、みごと滑らかな書き味に仕上げて下さいました。

「磨けば良いってもんじゃない」


参りました!!


ペンクリに行ってきた。

久しぶりにペンクリニックに行って参りました。

今年初め購入して、毎日のように使っていた万年筆を観てもらいに行ってきました。

パイロットのレグノ89Sの軸が空回りして、とうとうねじ部分の金具を残して
取れてしまったのです。
のりがはがれたんですね。


接着剤でくっつけようかと思いましたが、
ちょうど神戸でパイロットのペンクリがあったので、
トコトコ出かけたという訳です。


午前中に到着すると、
今回は平日ということもあり、いつものような人だかりはありませんでした。


長沢氏と奥野氏の2人体制。
おひとり私の先にいらっしゃいましたが、その後は私のみの時間が続きました。


こういう雰囲気だと、開いた意味がないんだろうなあと思っていると、
意外とこんな時ほど、我々のような愛好家ではないが、
使っている人とか、遠巻きに見ていたような人、通りすがりの人(いわゆる見込み客ですな。)が、気軽に話しかけやすくなって、いいんだそうです。


確かにね。
おっさんが万年筆を見てニタニタしているような群れに入りたくないですもんね。
本能的に。避けちゃいます。

さてさて、
我が相棒ですが、
2液性のセメダインのようなもので、丁寧に直して頂きました。


楽しいひと時でした。


そうそう、この前メルマガで紹介した、パイロット クアトロ89という万年筆。
20数年前にあったモデルなんだそうですね。
今回のは、本格的セレブ万年筆として登場しましたが、
前モデルは、鉄ペンでカジュアル万年筆クラスです。


その実物を見たい方は、神戸ナガサワ文具センターさんにGO!



雨漏り付きのペンクリニック


久しぶりに昨日は、ほぼ一日中雨、雨、雨・・・・・でした。


そんな中、
トコトコ、出かけてまいりました。

セーラーのペンクリニックです。

雨だし、そんなに急がなくてもいいだろうと高をくくっていました。
午前中に到着すればいいや、と思っていました。
結果。
滑り込みでしたね。
もう少し遅かったら、私の番は夕方になる所でした。


姫路の時とは、大違い。
さすが、神戸。さすが、ナガサワさん。
集客が違います(笑)
新しいオリジナル万年筆のお披露目もありましたしね。

さて、
今回は、外出用に使っている「ギアスリムミニ M」のペン先を裏返して“F”としても書けるようにしてもらえないか、というずうずうしいお願い。


「Fを買えば。」
といわれても仕方が無いお願いにもかかわらず、笑顔(ひきつっていたかな?)で引き受けて下さいました。


作業中にも次から次へと、万年筆が貯まっていく一方。
貴重なお時間を使わせてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、
目はテーブルに置かれたある万年筆へ。(反省の色なし(苦笑))


それは、竹軸万年筆。
布袋竹と黒檀を使った一本。
以前一度さわせてもらっていらい、気になって気になって。


値札はありません。
なので、帰りにこっそり尋ねました。


○○万円。
あああ、やっぱり。
竹軸万年筆、恐るべし。

この値段なら、妥当だし、何とか調達できないかな。
と、
一瞬思った自分の物欲も恐るべし。


後ろ髪を引かれつつ後にした
ある雨の日のペンクリニックでした。


ちょっと違うペンクリニックの風景

最高のひとときでした。

いつものように、ペンクリニックにトコトコ出かけてきました。

ところがビックリ!

結局、午前中私を含めて数名の方しかいらっしゃらない。

いやあ、もう
たっぷり面白いお話を聞かせて頂きましたよ。

ペン調整哲学、海外でのペンクリニックの話、細美研ぎ誕生のくだり、などなど。
又、
非売品の超美しい万年筆やこちらは販売中の竹万年筆。
いやもう、
目の保養もバッチリ。触れたし。値段は聞かなかったけど・・・(笑)

お孫さんに譲りたいということで、美しいインク止め万年筆をお持ちになった方がいらっしゃいました。
世代を超えて使われるペン。
まさに、万年筆の醍醐味の一つを目撃できて幸せいっぱい。
工場送りになったのですが、是非使えるようになってもらいたいですね。


たっぷり話が聞きたい、話したいことがあるぞ!という方は、

日時 2007年3月31日(土)~4月1日(日)午前10時~午後5時
場所 アークオアシスデザイン 姫路店
ペンドクター  長原 幸夫氏

4月1日、明日もやってます!
長原さんのペンクリで、こんなにゆったりと話せるのは珍しい?!

さて、私は・・・・・。
あの部分漆の万年筆に、長原さんの一言で。
エンペラーをつけちゃいました!
長刀エンペラーじゃあなくて、ノーマルエンペラー。

オリジナル度上昇中です。(笑)


パイロットのペンクリニックに行ってきた。その3


ナガサワ文具センターさんの本店は、移転してしまいますので、
現在の本店で、談話会をするのも
実は、
最初で最後ということになります。

行ったことがない方は、ピンと来ないかもしれませんので、
簡単にご説明しますと、
本店のビルは、うなぎの寝床状のビルです。
つまり、間口が狭く奥行きが長い。
長方形。
階段とエレベーターがある所は、さらに、細長くなっています。(笑)

そこへ、大の大人が20人弱集まりました。
まさに、万年筆やインクに囲まれての万年筆談義です。

広沢さんのTV出演の裏話から始まり、パイロットの汚点まで。
距離が近い分、今までで一番活気あふれた会!?でしたね。

記念万年筆は原価の面でかなり厳しく(つまり儲けが薄い)、
買い手である我々にとって、本当はとてもお買い得なものなんだそうです。
まあ、確かに。
言わんとしてることは、分かりますけどねえ・・・。

とはいってもそれなりのお値段。
その時、その資金があって・・
といった色んな条件をクリアしないと手に出来ないもの。
だから、貴重なんですけどね。
万年筆に選ばれる・・・といいますか・・。


そうそう、
パイロットの70周念記念万年筆。
ペン先が超柔らかいもの(初期)と通常のもの、2種類あるとの事。
さあ、お手持ちの70周年はどちらでしょう?


パイロットのペンクリニックに行ってきた。その2


さてさて、今回私が持ち込んだのは、昨年も直してもらったパイロットのスーパーという万年筆です。

コンバーターの頭のところにあるレバーが硬くなっていたのです。
おかげで、よく洗浄できないまま(これは、私のせいなんですが)、エルバンのオレンジを入れたところ、残っていたインクと混ざってしまい、渋~いオレンジになってしまいました。さらに、フローも悪い。

結局、レバーの硬さの原因はその場では、分からなかったので平塚行きとあいなりました。
談話会でもインクとの相性の話はのぼりましたが、古めの万年筆には、純正のインクを使った方が無難なようですね。
フローが悪くなったのも、それが原因だろうとの事でした。

そこで、直ってきたら、純正のインクを入れてやろうと思い、パイロットのブルーブラックを購入。
すると、蓋を開けた所の注意事項に、
「ペン先、ペン芯、コンバーターを台所用中性洗剤で洗浄し・・・・」
というくだりを見つけました。

そ、そんなことして、いいのか?

セーラーやプラチナの箱には、水かぬるま湯と書いてありました。
なぜ?パイロットだけ。
ブルーブラックだけなのか?
だとしたら、なぜ?


パイロットのペンクリニックに行ってきた。その1


久しぶりのセンター店でのペンクリニック。
本店5階での閉鎖された空間は、落ち着いた雰囲気でとても気に入っていました。

でも、そこに集まってくるのは、万年筆好きか今使っている人などの万年筆への関心が高い方たちばかり。
そもそも、ペンクリニックは、関心の薄い方たちにも、こんなことをしていますよというアピールでもある訳です。

そういった意味では、センター店(お店の外です。商店街なのでアーケードはかかってますが、基本吹きっさらし。)のように人通りの多い所でするのは、正解なのかもしれません。(実際ドクターもそちらを希望されているようです。)

密かな楽しみを公開されたようで、寂しい気もしますがね・・・。

そういえば、
神戸に旅行に来ていて、たまたま通りかかったら、ペンクリをしていたので、
という方も、見てもらっていました。

その日は、確か某芸能人が結婚式を挙げていましたね。
集客にその効果はあったのでしょうか?(笑)



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